〇〇士というもの

弁護士・税理士・技術士行政書士etc…。

この世にはありとあらゆる職業があるが、このように”〇〇士”といったような、なんとも高尚な響きの職業も多数存在している。自分のような凡人は、聞くだけで「ははーっ」とひれ伏してしまいそうである。かつてドラクエシリーズの職業システムで、天地雷鳴士なるものが出てきた衝撃は今も忘れられない過去となっているのは一つの余談として。

 

現在私が粛々と勉強中である宅建士も例に漏れず堂々?と、そのグループの仲間入りを果たしている。もちろんそれぞれに難易度や勉強時間の目安が違うので、まったく同じようにと肩を並べるつもりは毛頭ない。ケーキ屋のケーキがそれぞれ値段が違うのと同じであるように、食べて美味しいといってもらうという目標は同じだが、感動のさせ方が違うのである。

 

実際には、とても専門性の高いものもあれば、独学でも勉強すれば資格取得も夢ではないものもいくつか散見された。もちろんこれは完全に主観であり、大きな偏見もあるかもしれない。しかし、やはり自分自身の体調は普段から自分がよく分かっているし、自分の趣味趣向も然りであり、身の丈に合った暮らしがなんとも過ごしやすい。ちょっと馴染みやすそうだなとか、いわゆるその程度である。

 

 

という風に、私が資格取得に向けて燃え始めた小さな炎という動機は大層不純なものだが、今のところそれはそれでよいと思っている。これは決して正当化するつもりでもなんでもなく、動機というものは後から何にでも塗りかえられると思っているから。

 

利いた風な口をきくならば、すべては結果なのである。